コパチ村の幼稚園 - チェルノブイリツアー

コパチ村の幼稚園の庭に落ちているビニール製の人形

 

 

先に近況報告。
9 月にコーカサスへ行った。

 

もうね、いろいろあったよ。
ジョージア出国してアブハジア入国する際、ジョージア側で 5 時間待たされたり、
ナゴルノ・カラバフのアグダムで無事モスクのミナレットには登れたものの、警察 (軍人?) にっとっつかまって、アグダムの写真消されかけたりした。

アブハジア スクミの旧国会議事堂の廃墟もすごいな。頑張って屋上まで登ったわ。

 

そういうきな臭い場所ばかりではなく、

スクミは廃墟以外にも普通にローカルなリゾートタウンといった装いで、特に海岸沿いの開けた感じが楽したった。

 

ウシュグリは山が超絶景だったなぁ
メスティアから日帰りで行ったけど、今度はウシュグリ泊でまた行ってみたい。

ジョージアは全体的にまだまだ見どころ沢山あるし、見たりないな。

スマホで撮影したクオリティでよければ、それらの写真は Facebook とインスタにアップしたので、見てみてください。
ナゴルノ・カラバフのアグダムやシューシ、アブハジアのスクミ旧国会議事堂等の写真も載せてますよ。

 

で、

本編。

 

 

コパチ村へ

チェルノブイリタウンを離れて北上。
ミニバスの車内でガイドが急にカウントダウンを初めて、それが 0 になった時、前方の車窓に大きな建造物が見えた。
 

銀色の大きなやつ。

あれがチェルノブイリ原子力発電所 (The Chernobyl Nuclear Power Plant) の四号炉を覆う予定の新シェルターだ。 

したがって、あの真下がまさに事故のあった四号炉だ。

やっと来たね。

キエフから結構距離あったと感じる。

 

ツアーではこのまま四号炉へ向かうのではなく、もう一か所立ち寄る所がある。

それが今回のコパチ村 Kopachi village (Копачі) 

事故前までは約 1100 人の村人が居住していたらしい。

 

前に貼ったチェルノブイリの地図の中には コパチ村の地図の pdf もある。
これら地図からは、前回の Zalissya 村と同様、村の全体を俯瞰出来る。
 
Chernobyl Maps
http://www.chernobylmaps.com/

 

これと、
Kopachi
http://www.chernobylmaps.com/wp-content/uploads/2014/01/KOPACHI_CMCC.pdf

 

これ、
Kopachi
http://www.chernobylmaps.com/wp-content/uploads/2014/01/KOPACHI_CM.pdf


ツアーで立ち寄った時、結構幹線道路からすぐに幼稚園があって、その後ろが森が深くなって立ち入りが難しそうだったけれど、ウチラが歩いたのって、村のほんの一部だなって実感。

 

そもそも幼稚園がこの規模の村なのに二か所あったみたいだし。
村の敷地って結構広い。

それに大部分が森やらその他自然に還ってしまったみたい。

高レベルな汚染でほとんどが人為的に埋められてしまったとの事。

この幼稚園はその中の「例外」だね。

 

幼稚園

ブリキ?のトラックが入り口に置いてある。

 

立ち寄った幼稚園は、前述のとおり幹線道路から近くてアクセスが良い事や建物自体の保存状態等が理由なのか、チェルノブイリ観光の定番スポットだ。


チェルノブイリのツアーに参加すると大抵はここに立ち寄るはず。
事故で廃墟になった幼稚園という事で、いろいろ見て事故当時を想像すると悲しい気分にもなるのだけど、同時に観光客向けの演出されたらしき部分もあって、ちょっと複雑な気分。

 

ガイガーカウンター

ガイドの言った事を記憶をたどりにトレースすると、ガイガーカウンターにもいろいろ種類があるらしい。

これはベータ線 (β線) を測定するタイプらしい。

 

こっちがガンマ線を計るタイプかな?(一つ上の写真とは異なるガイガーカウンターなのわかります?ラベルの位置とか)

コンクリートの上から砂の上にガイガーカウンターを移動した瞬間、一気に数値が上がる。って説明したかったんだけど、一つ上の写真のガイガーカウンターが、ベータ線でこっちがガンマ線のタイプになっていて、なんということか、比較になっていないという。

 

ちょっと行ってから大分日が経ってしまっていて、見方がうろ覚えなんだけど、記憶が確かなら、一時間あたり 13.7 uSv (マイクロシーベルト) っていう計測結果と思われる。(識者の方、間違ってます?)

 

幼稚園の敷地入り口から建物に向かう途中に落ちてるビニール製の人形。

両手と片足が無いわけだけど、観光客向けの演出くさい。

 

80 年代の事故で 30 年経ってる。

30 年間ここにこういう姿でここに置かれているとは考えにくい。

観光客向けに、誰かが意図的に腕をちぎってここに置いたんじゃないかと思ってしまう。

 

幼稚園の入り口。

立派な建物だな。

Zalissya村 の役場の建物並みに大きくてしっかりしてる。

 

他のツアー参加者とともに潜入。

 

掲示板のマトリョーシカにいろいろ想像を掻き立てられる。

当時は掲示板を彩る飾りとして、先生なりが貼ったものだと思う。

なんていうか、、、子供向けの優しい気配りみたいなのが、事故で台無しになってる。

説明が難しいのだけど、そういう非情な感じ。

 

放射能汚染って、大人より子供が被害を受けやすいはず。

甲状腺ガンとかさ。

ここに通っていた園児たちは、健康な大人になれたのかな?

 

掲示板に書いてある文字:РОДИТЕЛЬСКИИ ЧГОЛОК を Google 翻訳で訳してみると PARENTAL PARENTS "親の親" になったけど、正しいですか?

よくわからないけど、各張り紙は父兄向けの連絡事項が書かれているって事かな。

子供を迎えに来た親御さんがここで足を止めて連絡事項を読んだ時代もあったんだろなぁ

 

玄関付近には下駄箱かロッカーかわからないけれど、そんな感じのものがある。

でさ、思うわけだ。

座っているビニール製の人形とか立てかけられてる大きな本が、事故当時の様子を留めているのじゃなくて、観光客向けに "展示" されているんじゃないかってね。

さっきも書いたけれど、30 年このままって不自然だ。

 

ノートが落ちてる。日記かな?

ガイドからはこういうの汚染されているから絶対に持って帰るなって。

 

ちなみに、このチェルノブイリには幼稚園の先生が書いた「予期せぬ事態により、土曜日の遠足は中止になりました」っていう非常に悲しい事でちょっと有名な日記が残っているのだけど、その幼稚園についてエレナのサイトを確認してたら、どうやらその日記が残っていたのはこのコパチ村の幼稚園ではなく、プリピャチの町の中の幼稚園らしい。

 

> a teacher's diary, and a last note saying that their walk on Saturday has been canceled due to some unforeseen contingency.

 

ここでまたエレナのサイトを確認。。。と思ってちょっと前に URL 叩いてみたらメンテナンス中になってた。
このまま消えてなくなってしまわないか心配したけど、復活してくれて嬉しいわ。


   

 

小さなベッドが並んでる。

自分幼稚園行ってた時、幼稚園では寝る習慣ってなかったね。

人形、ここでも座っているのは演出だろうな。

 

昼寝タイムとかあるのって日本じゃ保育園のイメージ。

 

ま、ここは他国だから、なおさら幼稚園で寝る時間があっても全然不思議じゃないけどさ。

部屋は沢山あるけど、あっちこっちの部屋にベッドがあるよ。

 

ここはたぶんトイレ。

トイレ部屋になぜかロッカーが移動してる。

もしかして観光客にトイレを使わせないようにしてる?

とか、もはやいろいろ勘ぐってしまう。

 

なんか真新しい落書きが。

 

ЧОЧО! ПЫЩЫ

 

翻訳サイトにかけてみたけど、よくわからん。"チーズの目的"?"安い購入"?

だれか〜〜〜

 

朽ち果てたライオンのぬいぐるみ。

これはちょっと、、、個人的にはたとえ演出が入っているとしても、ビニールの人形たちより悲しい気分になるわ。

なんでだろ、座らされていないから?

人形って、当時これで遊んでた子供たちが確実にいて、あの時、確実にどっかへ避難していったわけでしょう。

 

オサナゴがさぁ

やり切れないね

 

これは本棚だな。

本が散乱しているし、幼稚園内の図書室か、職員室かな。

 

ああ、この部屋のベッドは二段ベッドだから、さっきの部屋より収容数が多そう。

 

こういうの見てると、不謹慎だけどホラーゲームを思い出すよ。

バイオハザードみたいなパニックものじゃなくて、プレイステーションで出てたサイレントヒル の初代みたいなどんより系のやつ。

前半に主人公が小学校を訪れるんだけど、そんな感じ。

もちろんここではクリーチャーやイベント一切ない無いけどね

 

ここにも人形が

目が赤い。「すごーい。キミは目が赤いフレンズなんだね〜」

 

首切られた人形。

不気味ではあるけれど、"演出" と "展示" が興覚めするレベル。

 

おおお!

これは昭和時代にあったママレンジにそっくりだ。

共産圏版ママレンジか?

これはちょっと興味深い "展示" だ。

 

楽譜が散乱。

 

Песенка ПетуШки

翻訳サイトにかけてみると、"Song of Petushki" (ペトルーシカの曲) となった。

多分この歌の楽譜じゃないかな?

幼稚園児が歌うにしては難しいな。

 

ペトルーシカの説明はたぶんコレだ。子供向けの人形劇ってことかね。

在りし日はこれを先生がオルガンで弾いて子供が歌ってた。

そんなある日、例の事故でみんな急いで避難。

悲しいでしょ

 

どこもかしも、幼稚園と事故のコントラストが強すぎ。

 

こんな過去の遺物を見て悲しくなるのはポンペイの人型石膏以来じゃないかな。

ブドウ畑の前にある、苦しむ家族を無念そうに見守りながら自分も死んでいったってやつ。

自分のブログではこれ

 

そろそろオイトマ。

この幼稚園は前回の村役場より足場がしっかりしていて歩いてて安心出来るわ。

でも、、、いつまでもつかな。(行きたい人は早めに行ったほうがいいよ、ほんと)

 

表の表札にあたるもの。

ごめん、ロシア語をインストールしていない状況下で翻訳するの大変過ぎ。

後日やります。

 

ブリキのトラックの所に帰ってきた。

 

ああ、こんな所にもママレンジが!

ここで遊んだ子、さてはアウトドア派だな?

 

タイヤの跳び箱?

これはうちの小学校にもあったな。

万国共通かね

ちなみにガイドが「あっちの方は汚染がやばいんで行くな」って釘さしてた。

 

幹線道路沿いにあるスタチュー

Wikipedia では、"World War II Memorial" となっている。

人型見る限り、第二次世界大戦慰霊碑っぽくはないな。

 

コパチ村総括

総括するほど大げさなもんじゃないけれど、コパチ村は日帰りツアー客も訪れる観光スポットで、観光客向けの演出がちょっと酷いと思った。

チェルノブイリ日帰りツアーでこういうスポットをダイジェストで見せられたら、「期待外れだった」っていう感想持っても不思議ではないな。

でもさ、そういう演出を差し引いても、子供達が居た場所が事故で無残にも朽ち果ててる様子を見ると、とても悲しい気分にはなった。

そうやって思えるだけ、この村に立ち寄れて良かった。

 

 

サムネイル対策用

 

 

次回はたぶん四号炉前までかな

 

 

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  • 2017.11.06 Monday
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