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  • 2019.04.23 Tuesday
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イタリア編17. 進め!アッピア旧街道


アッピア旧街道 (Via Appia Antica) を歩こう



---から揚げご飯を食べた時、ローマの滞在日数が話題になった。
僕らが出した結論はローマは3日で観終えるというものだった。

実際、3日間ローマで過ごしたら、主な見所は全部回り終わった状態になっていて、4泊する自分は1日何をするか決めかねていた。

まず候補に挙がったのはローマから日帰りで行けるティヴォリ。(Tivoli)
ヴィッラ・デステ (Villa d'Este) っていう中世の庭園が世界遺産になってる。
それからハドリアヌス帝の別荘 (Villa Adriana) 、エルトリアの町 (Citte Etrusche) など。
これらは全部世界遺産だ。

が、

改めて、行きたい候補について考えてみる。
ヴィッラ・デステ、、、単なる庭だろう、ヴェルサイユの庭みたいのをわざわざ見に行きたい気分じゃない。

ハドリアヌス帝の別荘、、、ここは世界遺産とはいえ、古代の "東武ワールドスクエア" みたいなもんだ。
これもわざわざ見に行きたい気分じゃない。

エルトリアの町、、、ローマ以前にイタリア半島に住んでいた先住民、高い文明を誇っていたがローマに技術を奪われた挙句、滅ぼされた。
ここが一番興味深い。
でも、遺跡はほとんど 墳墓のようだ。
・・・一日かけて墳墓を見に行きたい気分じゃないだよなぁ

ローマ4日目にして、自分の疲労はピークに達していた。、
朝起きても疲れてる、起きる気もしなければ、何もする気が沸いてこない。
マラケシュからミラノについて、気候の変化にかなりやられていたけれど、ここまではだましだましやってた。
そして自分をだませないくらいの疲労が表立ってあふれてしまった感じだった。

思えば、メルズーガで食中毒で倒れていた件も、今は回復したとはいえ、その後の旅でなんとなく力が入らない、疲労がたまってしまう事の一因になっている気がした。

長期旅行って、こんな風に気力体力ともに、やられていくんだなぁ
あまり長期で旅してても良くないなって実感できる。


じゃあどうする?って、ずっと考えて、出た結論。
アッピア旧街道 (Via Appia Antica) の観光だ。
ローマから出ないから、「近い」って事と、基本的にウォーキングなので、食傷不良気味の遺跡等から距離を置く事が出来る。

アッピア旧街道はローマに通じる整備された軍事用の道路。
例えれば鎌倉街道みたいな古道のローマ版だ。
この古道が日本だったら、確実にブラタモリでやる話だ。


って行くことを決めたのは良いんだけど、結局徒歩で巡るウォーキングをこの期に及んでしようというのか、自分は。
はぁ〜って深いため息が出てしまう。
でも、アッピア旧街道沿いに見所が多いのは事実。(でも、それって結局遺跡だけどな)

じゃあどうするか?って考えてみて、
カメラを一台置いていく (持っていかない) 事にした。

このときの自分は K10D というペンタックスの重めに一眼レフと、GR DIGITAL 2 っていう単焦点の高級コンデジの二刀流だった。
この重たい K10D を持っていくのを止め、ポケットに入るくらいの手軽な GR DIGITAL 2 だけにする。
これが、自分の疲労との妥協点だった。
着ているモロッコ製のニットコートがいささか重過ぎるって事もあるんだけど、コートの重さはどうにもならん。


ちなみに「進め!アッピア旧街道」っていう日記のタイトルだけど、今回珍しく日記のタイトルが本文よりも先に決まった事を言いたい。
いつも本文書いて、タイトル決めで困るような事がなかった。
タイトルの元ネタはあの番組だな。

アッピア街道への行き方は、前々回の日記に書いた、古代の円形競技場跡 "チルコ・マッシモ" (Circo Massimo) の地下鉄の駅から、カラカラ帝の浴場跡 (Terme di Caracalla)を観て、さらに南下していく事になる。

地下鉄の駅を出てカラカラ帝浴場入り口へ行く途中。
車からおっさんが顔を出してきて変な声をかけられた。

「すいません、コロッセオはどちらでしょうか?」

「はい?ずっと向こうだと思います。」


「はいはい、あっちのほうですね、わかりましたーところでこのラルフローレンのポロシャツを特別2枚で100ユーロで売りますがいあかがでしょうか?」

っていう怪しさ満点のセールスだった。

コロッセオの場所をローマの人が聞いてきたりするわけないし。。。
みれば車の中にはパッキングされたポロシャツが山積みになってる。

こういうの騙されて買っちゃう人だって、いまだに思われてた事にちょっと戸惑った。
なんともいたたまれない気持ちだった。
ここまでの行程を説明して、相手に「買うわけがない」って事を悟らせたい気分だ。

ただし過剰反応は逆にやばそうだ。
怪しい男である以上、逆上されて凶器とか銃器を出されたりしたら終わってしまうし、このままその車で轢かれてしまうかもしれないし。
適当にノーとかいってそ知らぬふりして立ち去るのが吉だ。


はい、やってきた。
まずはカラカラ帝の浴場を見学。


・・・浴場ってようは風呂場ですよね?
風呂場がショッピングモール並みにでかいとか。


まだ時間が早いせいか、そもそもあまりこの辺は観光客が来ないせいか、結構カラカラならぬガラガラ。


カラカラって、デッサン用の石膏像になってるあれかなぁ


ローマ遺跡では必ず見かけるタイルのモザイク。


おお、東京の地下鉄の通路とかもこんな感じかも。


見たろころ、二階部分があるんだけど、上る事は一切出来ないね。


ああ、遺跡独特の疲れが早くも・・・


しらんけど、サバンナに生えてそうな木が何本も。


カラカラ帝の浴場を出てアッピア旧街道に向かう。
ここは城壁でアルデアティーナ門 (P. ta Ardeatina)
ここまでくると、急に建物が少なくなり、「郊外」ってムードが漂ってた。


ここら辺がすでにアッピア旧街道だけど、まだまだ序の口。それらしい遺構な見当たらない。


途中、ドミネ・クォ・ヴァディス教会 (Domine Quo Vadis?) ってのがある。
クエスチョンマークを忘れてはならない。「主よ、どこに行かれるのですか?」っていう疑問形の教会なんだけど、入れなかった、、、開いてなかった。なぜかわからん。

で、この写真の所は、その教会を抜けた先にある三叉路の真ん中の道を進んだ所だ。
三叉路は結局また一本に戻るんだけど、真ん中の道が特にオススメらしい。
薦める理由は、自分も進んでみて理解した。


振り返った所。
なかなか良い風景でしょう?
ここからますます良い風景。


三叉路の真ん中の道を進んだ所にあるサレジオ教会 (Ist. Salesiano)


ここから急に視界が開ける。


芝生にヤギ!イギリスを思い出すね。。。


ヤギを撮りたいのだけど、広角の単焦点ではなかなか近づけない。


近寄ると、ほら、こんな感じでまとまって逃げていきます。


どんどん、追いかける、どんどん逃げていく。
さりげなく向うに遺跡らしきものがみえるのも実にローマらしい。


ああっ小さいのが逃げ遅れてる!大変だ!変なハポネスに狙われてる!


なんか晴れてきたね、実に良いことだ。


この芝生と木々の連なりが好き。この写真をトップにしようかと思った。候補の一つだった。


サン・カッリストのカタコンベ入り口 (Catacombe di San Callisto) 。ツアー形式で人が集まるとガイド付きでツアーが始まる。
参加して中に入ったんだけど、イタリア語でぜんぜんわかんなかった。
パリ・モンパルナスのカタコンベなら、骨だらけでわかりやすいけど、こっちはそういうのもなくて、なんか部屋しかなかった気がする。
印象に残ってないのだよ。


三叉路の終わりあたり、車の往来が激しい道路と一緒になる。


ロルムスの廟の前付近。


チャリンコ置き場か?


チェチーリア・メテッラの墓!(Tomba di Cecilia Metella)


いちいちでかいな、ローマ遺跡は!


それに、雲の切れ目も広がって、写真写りが良い。


まだ先へ。
基本車も通れるけど、石畳だから、車にとっては悪路だろう。


なんか、日本的な感じ。


日本の田舎にもこんな感じの所があるよ!

この辺で引き返す。
このまま延々と道は続くけど、見所は大体観た状況だから。


チェチーリア・メテッラの墓に入ってみる
切り落とされた上半身。イスラム勢力の侵略を受けたわけでもないのに。


マクセンティウス帝の競技場。 入れない。柵があるから。


三叉路を再び真ん中の道で引き返す。
このアーチ型の門が真ん中の道の入り口。
ってか多分、教会だか、修道院だかの敷地なんだと思われ。


並木道を行く。


夕方になってもヤギはまだ放牧中。


陰が長いー


追いかけたら、また逃げられた。
子ヤギの飛び跳ね方が尋常じゃないね。


並木道から伸びた並木の影。今回はこれをトップの写真にした。
お気に入りの一枚。


逆光にヤギの稜線が浮かび上がる。
嗚呼、羅馬!


夕方の道はますます雰囲気が良いね、ほんと。

三叉路のおわりあたりからバスに乗った。
歩きつかれたのだ。


ここは S.G.in ラテラーノ広場地下鉄、サンジョバンニ駅とバスターミナルがあって、割とごった返してる。
ここにアッピア旧街道で、最後の見所がある。
サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ大聖堂だ。(San Giovanni in Laterano)
ムッソリーニとローマ法王が条約を結んだ場所って話。


ここは、その大聖堂に隣接するラテラーノ宮殿。(Palazzo Laterano) 。
ここには「聖なる階段」(Scala Santa)っていうのがある。写真のこれがそう。
キリストが十字架にかけられる前に上った階段で、エルサレムからわざわざ移設したらしい。

クリスチャンはみんなここを膝で上っていく。
部外者はこの階段じゃなく、横にある普通の階段から上れる。


さて、ようやくローマ観光も終わりだけど、まだ時間があるので、最後にもう一度ヴァティカンの大聖堂へやって来た。


夜の大聖堂。
無料だからいつでもいける。


夜のピエタ。
また、夜も良いですね。大聖堂は人が少なくて静かで良い雰囲気。
まぁ昼間の良い雰囲気だけど、質が違う良さがあるね、夜の大聖堂は。


大聖堂の椅子。
畳まれて明日以降の出番待ち。


出口付近にある要人の出入り口。


広場の夜。
人が居ない!!


ああ、ローマはもう来ることは無いんだろうなぁ
しんみりだ。


ヴァティカンの外。

さらばローマよ!!
チャオチャオチャオ!


- 次回
いよいよナポリ編です。
ナポリはイタリアでは一番好きな町だけど、トラブル続きで参ったね。



イタリアの写真集はこちらをご覧ください。

- 使い方
画面右の矢印(next)をクリックすると、次の写真が表示されます。
画面したのAuto Playをクリックするとスライドショーとなります。



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  • 2019.04.23 Tuesday
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コメント
初めまして。突然のコメント失礼します。
私も今日から1人でイタリア旅行に来ていて、このブログがとても参考になったのでお礼だけどうしても言いたくてコメントさせていただきました!こんなに詳細に残してくださってありがとうございます!!アッピア街道はやはり全て歩くのは大変そうですね…出来れば水道橋まで行きたいなと思っていたのですが…
他の所も色々参考にさせていただきます!
  • はるか
  • 2017/02/27 2:44 PM
>>はるかさん
はじめまして!
コメントありがとうございます!
コメントをいただけた事により、久しぶりにイタリアの記事を見直す事が出来ました!

そうですね、ローマっていうのは郊外に出るとこんなアッピア街道みたいなのどかな風景が広がっているんだなって改めて思いました。
イタリアの旅はとにかく時間が無くて、いわゆる 5 大都市 + a (ピサやアルベロベッロ等) っていう感じで本当に大雑把にしか周れていないのが心残りです。
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